※しおりは、AIの答えをもとに作った架空の相談員です。挿絵はAIで作成しています。
この記事でわかること
- 終活を始める年齢に決まりはなく、50代半ばは早すぎない
- 終活でやることは大きく4つ。全部を一度にやらなくていい
- 相談先は「無料の窓口」と「お金を払って頼む専門家」に分けて考える
書斎でパソコンを開いて、しおりに聞いてみました。
終活は何歳から始めればいい?
49歳のときに大腸がんの手術をしてね。それから、人生って何が起きるかわからないなと、うすうす思いながら過ごしてきたんだ。もう50代半ばだし、そろそろ終活を考える時期なのかなって。でも、そもそも何歳から始めるものなの?
49歳で手術をされたなら、考えますよね。終活を始める年齢に決まりはありません。50〜79歳の約2,000人に聞いた2025年の調査では、「終活が必要だ」と感じている人は77.4%いましたが、実際に始めている人は44.0%でした。
必要だと思ってる人は多いのに、始めてる人は半分もいないんだ。僕もまだ始めてない側だな。
50代半ばは早すぎません。体力も判断力もあるうちのほうが、自分で決められることが多いからです。みのるさんはご両親もお元気なので、自分のことと親のことを一緒に考えられる時期でもあります。


終活では何をしないといけないの?
調べないといけないとは思ってるんだけど、終活って結局なにをするの?
大きく分けると4つです。お金と持ち物の把握、医療や介護の希望、葬儀とお墓、それから家族に伝えて残すこと。全部を一度にやる必要はありません。入院や手術のときに困ったことがあれば、そこから手をつけるのが近道です。
| やること | 具体的には |
|---|---|
| お金と持ち物を把握する | 口座、保険、毎月の支払いを一覧にする |
| 医療・介護の希望を決める | 入院したときの連絡先、延命治療をどうするか |
| 葬儀・お墓のことを考える | 葬儀の形、お墓を継ぐ人がいるか |
| 家族に伝える・残す | エンディングノート、必要なら遺言書 |
困ったことといえば、やっぱりお金だね。がん保険に入ってなくて、入院保険だけだったから、それじゃ入院費も手術費も足りなかった。入っておけばよかったって後悔したよ。
お金の心配が一番重かったんですね。表の一つ目の「お金の把握」が、まさにそこです。今ある口座や保険、毎月の生活費を書き出しておくと、もしものときに何が足りなくなるかが見えてきます。
この先、仕事ができなくなったら、生活費とか住む場所とか、どうなるんだろうって思うんだよね。いくらかかって、いくら必要なのか。それがわからない。
いくら必要かは、収入や暮らし方で大きく変わるので、今ここで金額は言えません。先に今の数字を書き出してください。数字があれば、相談したときに話が早く進みます。


終活はどこに相談すればいい?
相談でいえば、がんのあと保険会社の人に聞いたことはあるんだ。今からでもがん保険に入ったほうがいいのかって。そしたら、すぐには入れないって言われてね。条件のゆるい緩和型でも最低3年はかかるし、保険料も普通より高い。資料も取り寄せたけど、やっぱり高くて、入るのをためらって、結局入ってない。


資料を取り寄せるところまで考えたんですね。ただ、保険会社に聞けるのは保険のことまでです。終活全体の相談先は別にあって、無料で聞ける窓口と、お金を払って頼む専門家に分けると整理しやすいです。


無料で聞ける窓口
| 相談先 | 聞けること |
|---|---|
| 市区町村の高齢者福祉の窓口 | 自治体の終活支援(内容は自治体ごとに違う) |
| 地域包括支援センター | 65歳以上の人とその家族の暮らし・介護の相談 |
| 社会福祉協議会 | 地域によっては終活の相談窓口を運営している |
| 公証役場 | 遺言や任意後見の相談(相談は無料、作成は手数料がかかる) |
| 年金事務所、ねんきんネット | 将来もらえる年金の見込額 |
お金を払って頼む専門家
| 専門家 | 頼めること |
|---|---|
| 司法書士、弁護士 | 遺言、相続 |
| 行政書士 | 手続きの書類づくり |
| 税理士 | 相続税 |
| ファイナンシャルプランナー | 家計や老後資金の計画 |
地域包括支援センターって、僕でも行けるの?
対象は主に65歳以上の方とそのご家族です。みのるさんご自身のことより、ご両親のことで頼れる窓口ですね。
年金がいくらもらえるかも、わかるんだ。
50歳を過ぎると、ねんきんネットで65歳から受け取る年金の見込額を確認できます。年金事務所でも、予約すれば試算してもらえます。「いくら必要か」を考えるときの出発点になります。最初は無料の窓口で、何をどこに聞けばいいかを整理して、個別の手続きが必要になったら、司法書士や行政書士などの専門家に相談してください。


夫婦二人だから、一番気になっていること
心配事はいろいろあるんだけど、一番気になってるのは、うちは妻と二人だってことなんだ。どちらかが亡くなったとき、お墓やお葬式はどういう方法があるのか。誰かに相談したほうがいいのか、相談するならどこなのか。
お二人だと、残ったほうが一人で決めることになりますね。お葬式なら、多くの葬儀社が無料で事前相談を受けていて、相談しても契約する義務はありません。お墓は、継ぐ人がいるかどうかで選び方が変わります。次はそこを一緒に調べましょう。
うん、まずはそこからだな。


まとめ
| 疑問 | しおりの答え |
|---|---|
| 終活は何歳から? | 決まりはない。50代半ばは早すぎない |
| 何をするの? | お金、医療・介護、葬儀・お墓、家族に伝えるの4つ。困ったことから手をつける |
| どこに相談するの? | 無料の窓口で整理してから、必要なら専門家へ |
みのるが次にやること:夫婦二人の場合に、お墓とお葬式にどんな方法があるのか、どこに相談すればいいのかを調べる
参考:ハルメク 生きかた上手研究所「終活に関する意識・実態調査」(2025年2月、全国50〜79歳の男女2,016名)/日本公証人連合会「公正証書の作成など公証人の法的サービスを受けるためには」/日本年金機構「予約相談」
